熱帯魚のページ

 熱帯魚。1999年の初夏に飼い始めて早2年。その間に何尾の熱帯魚が★になったでしょうか。
 一時期は何種類も熱帯魚が多い時は80尾くらい同居していた水槽ですが,今ではすっかり寂しくなり,コリドラスステルバイ(3尾),コリドラスコンコロール(2尾),オトシンクルス(3尾),ネオンテトラ(4尾)がいるだけで,新しい熱帯魚や水草を追加することも無く,毎日の餌やり(たまに忘れる)と週一回の水換え(たまに二週間に一回)という平凡な熱帯魚飼育の日々を送っていました。

中でもお気に入りはコリドラスステルバイ。メス1尾,オス2尾飼っているんですが,頻繁に卵(直径1mmくらい)を産みます。
タマゴは水槽の壁や水草などに産み付けます。しかし,孵化には至らず2,3日で無くなります。

 

 そんな2001年の夏。7月頃から何回かタマゴを産んでいました。
行きつけの熱帯魚屋さんのおじさんに相談すると夏場は水温も高い(27〜31度)ので孵化が早く,産まれても直ぐに★になったり,奇形だったりするようなので,卵を保護するのは水温が22度くらいに下がってからすることにしました。

 水の色が悪くなったので8/10の盆休み初日に水を濾過する濾過器のフィルターを久しぶりに掃除しようと,ベランダで濾過器から水を出していたら,なにやらぴちぴち動く物体!
体調1cmくらいの小さな稚魚を10尾くらい発見しました。(きっと見つけられずに排水溝に流れていったのもいたはず。)
さらに濾過器を解体して中を開けると底の方に体調2cmを超える稚魚を3尾いました。
慌ててタッパーを用意して保護した稚魚をそこに入れて,フィルターの掃除をさっさと済ませて,熱帯魚屋に行って飼育箱を購入。それと稚魚用の餌。

 

 水槽内に飼育箱を設置し,タッパーに入れていた稚魚を移しました。熱帯魚屋のおじさんの話では,「魚も人間の赤ちゃんと同じ,餌(ミジンコ)を朝昼晩3回与えるように」と言われました。ほんとうは5回くらいが言いそうだけどとても無理。
 とりあえず朝と晩だけで我慢して貰いました。


飼育箱の隅にいるのが,1番大きな稚魚で,その隣が2番目に大きな稚魚です。他の稚魚は手前に写っている稚魚と同じくらいのサイズです。(3番目に大きかった稚魚は翌日★になりました。)

 飼育箱を設置した後も卵を産み付けていたので試しにそれを飼育箱に移したら,2日くらいで孵化しました。

 一番手前に写っている灰色の小さいのが生まれたてのステルバイです。大きい稚魚が動くと大急ぎで飼育箱の底面を移動しますが,次の日には姿を見なくなりました。(喰われたのか^^;)

これは本水槽の中で見つかった1尾。サイズ的には小さい稚魚より少し大きめ。
運良くフィルターの吸い込まれることなく育ったようです。

ここで疑問。
フィルターの中は,余った餌のエキスで確かに栄養は豊富そう。そして,本水槽には普通の餌だけ。
にも関わらず,フィルターの中で育っているし,右の稚魚もちゃんと生きてる。しかもしばらく比較観察すると飼育箱の稚魚に比べて成長が早い!

 飼育箱を設置してから一ヶ月くらいで本水槽に放流しました。

 それから2尾くらい★になりましたが,あとは無事に育っています。

その後,11月にフィルターの掃除をしたら,また大きい稚魚が5尾出てきました。
今は合計20尾くらいの稚魚が住んでいます。

何とか写真を撮ろうとカメラを構えるんですが,水槽の前にカメラを持って座ると一斉に隠れてしまいます。
それにしても水槽の中を10尾くらいで群れをなして泳ぐ姿は可愛いですよ。

写真撮影に成功したら掲載します。